遊びを仕事にする人

札幌のアウトドアイベントにて、偶然、カフェの「スプラウト」さんを発見。週末になると、岩内から倶知安町までドライブして、旅行誌『Papersky』を読みに行くのが楽しみだった。

お店に入ると、「いらっしゃーい!」と太陽みたいに明るいオーナーさんにもエネルギーをもらってたのを思い出す。この日も変わらず元気をもらった!

旅の話をしたら、隣のトレランスタイルの男性が話に入ってくれた。「ポートランド、いつか行きたいな。自転車文化盛んなとこだよね」初めましての方に共感されるって、めっちゃ嬉しい。

遊びに関わる仕事したいと伝えたら、「ぼくは昔、自転車業界だったよ。コンポーネントの方がだけどね」と教えてくれた。その方は、世界中のサイクリストから支持される日本の自転車部品ブランドのシマノで働いていたらしい。

「男の30代半ばって、人生を考える時期みたいなのあるよね」

この方は外遊びをして、コーヒーを飲むことを楽しみにしていたらしい。30代半ばで独立し、今はなんとご自身で設計されたTetra Dripというコーヒーのドリッパーを販売している。軽くてシンプルで、マグカップの径にはまるデザイン。

確かにスティックタイプならば、ドリッパーはいらない。でもお気に入りの豆と道具で淹れること自体が楽しいし、それを誰かとシェアできたら最高じゃないですか?5分くらいしか話せなかったけど、こういう日があるから、動きたくなるんだよ〜。あ。ギフトにもオススメです◎