ZINEを探しに行こう!

ZINE(ジン)は、自分たちで紙やコピー機を使って作る「手作りの本や雑誌」のこと。自分の好きなことや考えを自由に書いて、友だちや同じ気持ちの人と分けあう。アメリカで生まれた文化らしい。

本場のZINEを見てみたくて、東部地区のベルモント通りにある古本屋ベルモントブックスさんへ向かった。

店内には、古本やZINE、かわいいポストカードなどある。

オリジナルTシャツは本と一緒に買うと安くなる。デザインもかわいい。
ZINEの世界にふれる

ZINEのある棚を発見。ここに30分いた。

トマト缶を落としてしまってブチ切れてしまった時の、アングリーマネジメントについて書かれたZINE。表紙から伝わるブチ切れ感がたまらない。

怒りでトマト缶のふたをかじっちゃうのは過激。

こちらは「自分がどんな人かを見つけるお話」。

こんな感じ。20ページほどのコミックになっていて、Peanutsっぽい。
ロジャーさんとの出会い

ZINEを持って、レジに行くと、ビーニーが似合うおじいさんが座っていた。佇まいは、ジブリ映画『耳をすませば』の地球屋のおじいさんのよう。お名前はロジャーさん。サイクリングがしたくて日本から来ましたと話すと、「私はここで働くまえ自転車屋さんやってたよ」とのこと!オーマイグッドネス!!!!

外にあったこのセンス◎な自転車はロジャーさんのものだった。

そこから15分くらい話をした。被ってたキャップを見て、「あなたの帽子のもしかしてBlueLugかい?」日本の自転車屋さんのインスタもチェック済みなのか!Rivendellのグラントさんとは、一緒にサイクリングをしたことがあるらしい。

帰り際、ロジャーさんから、近くに日本語教育に力を入れている小学校があるから見に行くといいよ教えてもらい、ぼろぼろになったマップをもらった。最近のマップより、これがいいんだって。

おすすめされたリッチモンド小学校は、英語と日本語半々で授業する学校。札幌市とポートランドは姉妹都市で、小学校同士の交流もあるとのこと。夕方だったのでさすがに見学はできなかったけど、自分の身近に繋がりを見つけて嬉しくなった。この街にいるうちにロジャーさんに感想を伝えにいこ〜っと。
画像はスタジオジブリ公式サイト(「耳をすませば」作品ページ)から引用しました。© 1995 Aoi Hiiragi, Shueisha/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli/NH 引用元:https://www.ghibli.jp/works/mimi/