こんにちは。今、歯科検診を終えて、佐藤珈琲で、アイスカフェラテを啜ってます。今日は歯医者さんのお話。

小1からずっと同じ歯科医院に通っている。ちょっと個性的な先生に会えるのが毎回の楽しみだ。例えば、「親知らずが生えていたら、抜歯ですか?」とか、「このままだと銀歯ですかね?」と安易に尋ねようものなら、叱られる。先生は、目先の処置ではなく、人生まで見据えて最善を考えているからだ。続けて、儲け主義の歯科医院ディスりの一言二言が面白いから、あえて、「銀歯ですか?」と聞いたりもする。火がついて、次の患者さんの待ち時間が伸びる。ごめんなさい。
この日は、定期検診で診察してもらった。ひと通り診てもらって、「この1年何かあった?」と聞かれた。理由を伺うと、「私の経験上、結婚、異動など心的な負荷が大きい時期に、虫歯が進行したり、噛み合わせが悪くなったりする。お口の中は、その人の人生のバロメータですから〜」とにやにやしながら答えてくれた。思い当たる節については言及しないが、たしかに忙しいときは、歯を磨いているつもりでも磨き残しがありそう。
きっと私の先生のように、世の中には、ただ削って埋めるではなくて、人生まで見てくれるスタンスの先生がいるはずだ。そのような先生方をリスペクトして、これからオルタナティブ歯医者さんと呼ぶことにしよう。